
2025-09
29
活動紹介 夏祭り
こんにちは、ワークショップ夢21です。
今回は、わたしたちがはじめて挑戦した地域の夏祭り出店のお話です。
メニュー決めからすでに大騒ぎ
「せっかく出すなら、他にないものがいいなあ」
「でも簡単すぎたら手抜きやと思われるし…」
そんな堂々めぐりの会議の末に決まったのが――フルーツ入り・2層ゼリーです。
見た目は涼しげ、食べたらぷるん。
下の層がサイダーで、上にはカラフルなフルーツがちらほら。
そしてダイスカットしたカルピスゼリーが涼しげなアクセント。
出来上がった試作品を見て、「おお〜!おしゃれ!」とテンション最高潮に。
決まった瞬間、誰もが“自分たち天才説”を信じて疑いませんでした。
ところが……準備からすでにヒイヒイ
実際に仕込むとなると「冷蔵庫に入りきらない!」と頭を抱えたり、
「もう固まったかなあ」と何度も覗いてみたり。
一口食べて「これ、甘すぎないかなあ?」と騒ぎながらも、最終的には「ま、祭りだしOK!」で押し切る。
とにかく、笑いとため息が交互にやってくる準備期間でした。
一番盛り上がったのはポップ作り。
ワークショップ夢21のなかまたちがそれぞれ好き勝手に描いた絵――空、海、謎のキャラクター、ド派手な模様。それらを全部つなげて貼り合わせたら、なんともカオスな看板が完成。でもこれが逆に目立つ!
「これだったら、誰も素通りできないよね!」と、本人たちは大満足でした。
当日、意気揚々と並べたゼリー。……が、最初はぜんぜん売れない!
「どうしよう?」「とりあえず声出そ!」と一致団結して、「ゼリーいかがですか〜!」と大声で呼び込み開始。
それでも売れなければ、直接持って歩き回りセールスへ。
ところが勢い余って、お客さんの目の前で「これ買って!」と押し気味に迫ってしまい、
「ストップ!それ、押し売りだよ!」と慌てて臨時の“販売マナー講座”が開かれる始末でした。
ゼリーよりも、売り子のキャラが濃すぎて目立っていた気もします。
ようやく一息ついたころ、みんなで屋台の焼きそばを夕飯に。
「やっぱ祭りは焼きそばだよね〜!」とモグモグしていると、横から声が。
「お兄ちゃんら、どこから来たんや?」地域のおばあちゃんの登場です。
最初はちょっと詰問風だったのが、話すうちに「きみたち、おもろいな〜!」と大笑い。
最後には「また来年も来てな!」と背中をバシッと叩かれ――
なぜかゼリーより焼きそばタイムで交流が深まるという不思議な展開になったものでした。
こうして、わたしたちのはじめての夏祭り出店は、ドタバタしながらも大成功……という事にします。
ゼリーが売れたのも嬉しかったけど、それ以上に「地域に突っ込んでいけた」ことが、いちばんの収穫でした。
来年はもっとスマートに売れるはず。いや、やっぱりまたドタバタ劇になるかもしれません。
でも、それも含めて“わたしたちらしさ”と思って次の夏も、笑いながらチャレンジしていきたいと思います!
今年の夏祭りは、私たちにとって初めての挑戦の連続でした。
ゼリー作りにポップ作り、売り方の工夫に地域の人との交流。
振り返ってみれば、全部がドタバタで、でも笑いの絶えない時間でした。
もし来年どこかで、カラフルなゼリーを持った声の大きな一団を見かけたら――
きっとそれは私たちですので、どうぞお気軽に声をかけてくださいね。
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